Geoff Muldaur(ジェフ・マルダー)
Vo., Guitar, Banjo
ジム・クウェスキン・ジャグ・バンドの中心メンバーとして活躍以来、ジェフ&マリア・マルダー、 ポール・バターフィールドのベターデイズ、エイモス・ギャレットとのコンビなどを通して、アメ リカの音楽を常に体現してきた。長いブランクのあと、90年代後半にソロ・アーティストとして活動を再開。01年には11年ぶりに来日公演をはたし大きな感動を残していった。
Fritz Richmond(フリッツ・リッチモンド)
Washtub Bass, Jug
ジム・クェスキン・ジャグ・バンドのオリジナル・メンバーにしてウォッシュタブ・ベースとジャグの名手。ライ・クーダーの『 Into the Purple Valley』にベーシストとして参加したり、エンジニアとしてポール・バターフィールド・ブルース・バンドやジャクソン・ブラウンらのアルバムで活躍している。最近ではジョン・セバスチャンのJ-Bandに参加している。
Tony Marcus(トニー・マーカス)
Guitar
ロバート・クラムのチープ・スーツ・セレネイダースに79年からギタリストとして参加。また、Frank Wakefield Band(ブルーグラス)やArkansas Sheiks(ストリング・バンド)、Royal SocietJazz Orchestra(1920年代のジャズ)、Cats & Jammers(スィング)など多くのバンドで幅広く活動するギタリスト。
ジャグ・バンドってなあに?
ジャグとは、水やお酒をためておく大型の瓶のこと。これを吹いてベースやチューバの替わりにしていたことから、この楽器(瓶)を使っているバンドをジャグ・バンドと呼ぶようになりました。このジャグのほかに、洗濯板を使ったパーカッション、洗濯だらいを使ったウォッシュタブ・ベース、カズー、そしてバンジョーやフィドルなどを駆使して、見ても聞いても楽しい賑やかな演奏が特徴です。身近にある生活用品で音楽を楽しむという、実に分りやすくて庶民的。手拍子したり、スプーンをたたいたり、いっしょに歌えばあなたももうジャグ・バンドの一員です。
アメリカの根っ子の音楽を好きになって、数十年?。西のヴァン・ダイク・パークス、東のジョン・サイモンがぼくの音楽の父でした。けれど、近年の深〜い深〜い研究の結果、どうやらどうやら、ジェフ・マルダーが影のフィクサーらしい。と、わかってきた今日この頃。
いやぁー、マイッタ。何とやってきますね。しかもジャグ音楽で。
実にタイムリーな来日にマ・イ・リ・マ・シ・タァ。
鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)
ぼくなんかの言うことはさておいて、ボニー・レイットやルシンダ・ウィリアムズやリチャード・トンプソンが絶賛するジェフ・マルダーですから、ルーツ・ ミュージックを広く愛していて、 誠意があって、歌心があることがいうまでもないでしょう。
今どきそれで十二分です。
ピーター・バラカン
前回来日してくれた際のジェフ・マルダーのステージ、忘れられない。ライヴ当日の朝、予習のつもりで聴いていたハードコアなカントリー・ブルース〜ジャグ・バンドのデビュー作の印象とは打って変わって、一弾き一弾き吟味して弾いているような丁寧な演奏、なんと素晴らしかったことか。でも今回は、な・なーんと、ジャグ・バンド編成だという。どうしよう(どうしようもない)。あんな曲とかやられたらどうしよう(どうしようもない)。しかもメンバーが...。どうしよう(どうしようもない)。
とりあえず予習しないで行くことに決定!
阿部広野(Noahlewis' Mahlon Taits)
僕の好きだったアメリカの最良の情感は、もはやバッファローのように消えてしまいそうだ。でもそれを宿した音楽家が来てくれた。おかげで僕たちはそのイオンをじかに浴びることができる。ジェフ・マルダーやフリッツ・リッチモンド達がそのメッセンジャーだ。
アメリカも日本もまだ捨てたもんじゃないと思えるね。
細野晴臣
「ストレンジ・ルーツ・オブ・アメリカ」を彷徨う粋人、ジェフ・マルダーの再来日。まずは目出度いぞ!嬉しいことに今度は、ジャグ・バンドを披露してくれるというのだ。ジム・クウェスキン・ジャグ・バンド時代の盟友、フリッツ・リッチモンド(ウォッシュタブ・ベース)も同行、何とギターは、ロバート・クラムのチープ・スーツ・セレネイダースに在籍していたトニー・マーカス。ライヴは、きっとこころウキウキの「素敵な夜」を演出してくれるに違いない。
鈴木カツ

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